今日は風があったので海女さんの漁はお休み。
夏も終わり、ようやく涼しくなったので、自宅裏にある鋸山に登ってきた。
久しぶりに鋸山登ってきました⛰️
— イカさん@瞑想スペース 呼吸の家 (@hiroakiokmt) October 1, 2023
呼吸の家のすぐ目の前にある観光登山道です
のんびりのんびり登っても3時間くらいで帰ってこれます
心地よい疲れ✨
この疲労を呼吸ほぐしで緩めるのが至福なんですよね
・使う
・ほぐす
・ほどよく強くなる
身体を持っている間だけの楽しみ😁 pic.twitter.com/h1w5COkugG
東京・埼玉・神奈川・千葉の人たちに聞くと意外と鋸山を知っている。
引っ越してきた当時、僕は鋸山を知らなくて「関東の人たちそんなに知ってるものかね?」と思ってただけに意外と知っている人が多いことにびっくりした。
ラピュタのモデルと言われたりする不思議な景色の山だ。
上の写真は今年の夏、天気のいい日に海岸から撮ったもの。
崖の石が露出しているのがわかるだろうか。
近くに行くとこんなふうになっている。
この山は江戸時代末期から昭和の中頃まで、石垣などに使う石を切り出す山だった。
1つ60キロの石を人の手で切り出し、人の手で港まで運んだらしい。
信じられないが山から港まで運ぶのは女性たちがやっていた。
300キロの石を乗せた荷車で山道を1日3回下ったという。
当時の女性のパワーがどれほど今と違っているかを実感させられる。
石舞台と呼ばれる場所もある。
石をきれいに加工していた時のチェーンソーや、石を運ぶためのショベルカーなどもラピュタっぽく残っている。
めちゃくちゃかっこいい。
呼吸の家はこの山の麓にある。
かなりゆっくり歩いても1時間かからずにこの場所を見に行けることができる。
高度も300メートルほど。
ハイキング気分で登れるから観光登山として人気なのだと思う。
頂上近くの「東京湾を一望できる展望台」まで行けばこんな景色を見ることもできる。
今日はあまり遠くまで見えなかったのだけど、空気の澄んだ日には富士山がくっきりと見える。
伊豆半島の先にある大島まで見える。
双眼鏡があれば横浜のランドマークタワーだって見える。
スカイツリーも見えるんだろうけど、見たことはない。
僕らは裏山を散歩するつもりで登っているのであまり行かないけど、ロープウェイで登ることもできる。
片道650円。
(写真引用:館山市観光協会 https://tateyamacity.com)
ロープウェーで上がると日本寺という平安時代からあるお寺がある。
拝観料700円。
無数にある石仏が有名で、奈良の大仏よりも大きい大仏が見どころだ。
(写真引用:房総タウン.com https://bosotown.com)
もう一つの見どころはここ。
(写真引用:トリップアドバイザー https://www.tripadvisor.jp)
高所恐怖症の人は絶対無理と言われる絶景ポイント「地獄のぞき」だ。
今日僕が下から撮った写真もある。
(とんがったところが地獄のぞき。ポロッと落ちることないのだろうか?)
行きは自分の足で登って、帰りはロープウェーで降りてくるというパターンの人が多い気がする。
初めて登る人は「せっかくなら地獄のぞきと大仏見ないとね」と思うのだろうけど、車力道・石舞台も忘れずに見てほしいと思う。
どちらも鋸山で働いていた人たちの息吹を感じる生々しさがあり、僕は大好きだ。
ロープウェーを降りたらぜひ寄ってほしい場所がある。
「鋸山BASE」というカフェだ。
(写真引用:房総タウン.com https://bosotown.com)
フランス料理のパティシエだった旦那さんとライターをしている奥さんが2人でやっている。
(写真引用:鋸山BASEのインスタ https://www.instagram.com/nokogiriyama_base/?hl=ja)
僕の知人なのだけど、去年オープンしたら瞬く間に人気店になり、「房総に行ったら食べておきたいランキング」で今年2位にランキングされた。
旦那さんのクレープに対する情熱は半端ではない。
先日呼吸の家で開催された「自分の仕事をつくる会」に参加してくれたのでこんな質問をした。
「不労所得が十分に入ってくるようなったので、ハワイで1年間のんびり暮らしました」
「そろそろ日本に戻ろうかなという気分です」
「住むところも仕事も何にも決まってません」
「お金も自由にふんだんに使えます」
「あなたは何をしますか?」
なんと答えたと思います?
「キッチンカーを買ってクレープ屋を始めるかな…」
どうしてそんなにクレープに情熱があるの??
と思ったので聞いてみると、
「クレープってまだ全然開発されていないんですよ」
「伸び幅がめちゃくちゃあるんです」
「世界最高のパティシエが作るスイーツがこのレベルにあるとすると(頭の上に手をかざす)、一般的に売られているクレープってこのくらいまでしか来てないんです(30%くらいのところに手をかざす)」
「だから新しいクレープを開発するのが面白くてしょうがないんですよ」
そんな答えだった。
その気持ちを聞いてから彼のクレープが食べてみたくてしかたがなくなった。
しかしあまりにも人気で混んでいるので行くのをずっとためらっていた。
しかし、今日はついに行くことにした。
奥さんと娘も連れて3人で。
昼から3時くらいまではものすごく混んでしまうらしいのだけど、4時前くらいなら落ち着いているらしいのだ。
しかし売れすぎて品切れになってしまうこともあるという。
僕の狙いはこれである。
いちじくを紅茶とスパイスでチャイ仕立てに仕上げたクレープ、、、だと…?
スパイスチャイが大好きな僕にはたまらない組み合わせだ。
品切れになっていないことを祈りつつ、これから向かおうと思う。
在庫よ、残っててくれ!
鋸山BASEに家族で行ってきましたhttps://t.co/bOHB84OLUo
— イカさん@瞑想スペース 呼吸の家 (@hiroakiokmt) October 1, 2023
半年前よりさらに雰囲気のある空間になっててビックリ
オーナー夫婦のセンスが合わさることでこんないい味になるのだなと思いました
いちじくを紅茶とスパイスで仕立てたクレープを頂いたんですが、レイヤー構造がすごかったです… pic.twitter.com/vHAcuIzFhc