コミックエッセイ「毒親に育てられました」呼吸の家の蔵書入り決定

今日は初めて午前午後1人ずつお客さまをお迎えした。

(呼吸の家の訪問者を客という概念で捉えるのに違和感があるなぁ)

疲れるかな〜と思ってたけど、いい時間を過ごせたのでそんなに疲れなかった。

夜の7時なのだけど、すでに猛烈に眠い。

観察力・集中力を必要とするからそれなりには疲れる。

今日は心地いい疲れの中で眠れそう。

それはそうと昨日すごいコミックエッセイに出会った。

毒親に育てられた経験を詳細につづったマンガ。

毒親のお母さんの描写がすごくて最初は読むの辛かったんだけど、どんどん引き込まれていった。

このマンガで出てくるお母さんは

  • 毒親
  • ネグレクト
  • 虐待

の3拍子そろった人なんだけど、毒親の特徴だけ取り出してみるとこんな感じ。

  • 子供を支配・管理する
  • 価値観を押し付けてくる
  • プライバシーを侵害してくる
  • 子供を抑圧してくる
  • けなしてくる
  • 脅してくる
  • 過干渉
  • 就職・進路・恋愛に口を出す
  • 罵ってくる

僕の育った家も小学校・中学校時代は母子家庭だった。

ネグレクトや虐待はなかったけど、これらの特徴はかなり当てはまる。

毒親の特徴にネグレクトと虐待があると思っていたんだけど、それはまた別の話。

僕の母親も毒親に該当するんだなと思った。

ということは僕も毒親になる可能性があるということだ。

毒親に育てられると親になった時に毒親になる可能性は高いそうだ。

自分を振り返ってみると「価値観を押し付けてくる」あたりはやりがちだと思った。

親は少なからず毒親的な行動を取る可能性がある。

「こんな大人になってほしい」という気持ちが過度に大きくなると踏み越えちゃいけないラインを超えてしまう気がするのだ。

この本は図書館で借りたものなのだけど、呼吸の家の蔵書にしたいと思って注文した。

この本は読むセラピーになる。

毒親に抑圧されて育った人には救いになると思う。

と同時に親たちにとっても素晴らしい本になると思った。

子供の尊厳を犯さずに対話するスタンスについて考えさせられる。

子供は小さく力も弱い。

生活を親に依存しているから親の言うなりにならざるを得ない側面がある。

だから親は悪意なく子供に「言うことを聞きなさい」と言ってしまうことがあると思う。

この本は毒親にならないための抑止力にもなりうると思った。

ちょっと眠くて自分でも何書いているのかよくわからないのだけど、とにかくこの本が近々呼吸の家の蔵書のなかに加わる。

興味のある人は手にとってほしい。

(1巻〜3巻まで全部そろえた)

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