本当にやりたいことを誤解していたことに気がついた

年が開けた。2024年が始まった。

人生迷子の頃はホテルでウエイターをしながら暮らしていたから、年末年始はずっと働いていた。

サラリーマン時代もずっと働いていた。

でも今は年末年始はずっとフリー。

思う存分家族と過ごすことができる。

昔は家族と過ごすことの価値がわからなかった。

でも今は家族と過ごすことの価値がわかる。

家族と過ごし、家族に優しい言葉をかける。

これが幸せを産むのだとわかった。

日本に昔からある先祖信仰はそのことに気づいた人たちが始めたことなんじゃないかと思う。

前回は2023年を振り返り、2024年の展望を書いた。

2024年の展望は、

  • 自分の本をつくる
  • 海女さんの送迎バイトは最低限の生活費確保のために続けていく
  • 呼吸ほぐしも去年と同じように続けていく
  • 地元の人たちの利用できる相談屋を始める

といったものだ。

昨日、注文していた相談屋のチラシが届いた。

思っていたよりも文字が大きくて大満足。

チラシを撒いていないのに、昨日さっそく相談がきた。

近所のおばあさんがやってきて「電子レンジの扉が開かないの」と。

見に行ってあげて、ネットで検索したりしたら15分程度で直すことができた。

めちゃくちゃ喜んでくれて、近所のお肉屋さんで1キロの豚バラ肉をもってきてくれた。

僕はそれほど肉は食べないけど、奥さんは大喜び。

こういう報酬のいただきかたは本当にここちよい。

チラシが届くまでは迷っていた。

「僕がやりたいのは心と体を整えること。街の便利屋さんみたいなことはやりたいことではない。心からやりたいことだけをやるべきなんじゃないだろうか?」と。

でも電子レンジを直して喜ばれて思った。

「これは僕のやりたいことだ」

心と体を整えることをやりたいと思えるのは、来てくれた人の満面の笑みが見られるからだ。

電子レンジが直って使えるようになったときのおばあちゃんとおじいちゃんの顔は、体が楽になった時の顔と同じだった。

心や体の不具合を直すのは、生活で困っている問題を解決することと同じだったのだ。

生活上の問題という大枠の中に心と体の問題があり、どの問題を解決しても満面の笑みをもたらすことはできるのだ。

実を言うとこれを書くまでは気づいていなかった。

書いていたら気がついた。

「僕が本当にやりたいことは、満面の笑みを見ることなんだ」と。

そのための手段はなんでもいい。

人に貢献する。

それだけを考えていればいいのだとわかった。

昨日のできごとのおかげで迷いが吹っ切れた気がする。

2024年は心と体のケアにこだわらず、身近な人・呼吸の家に来てくれる人の喜びを創造していきたい。

今でも十分満たされているけど、周りの喜びが大きくなればなるほど自分の喜びが大きくなっていくことを実感しているので、今年は去年・おととしよりも幸せになっていく気がして仕方がない。

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