集客がうまくいかなかったのは、当たり前のことをやっていなかったからだと気づいた日

今日は常連のみすなな夫妻が来た。

みすくんとななちゃん、2人合わせてみすななである。

両方とも本名。

みすくんは僕が断食道場で働く際に呼び込んだ友達で、ななちゃんは現在一緒に「自分の仕事をつくる会」をやっている仲間である。

この夫婦とは妙に縁が深い。

今日は新たにもらってきた椅子を囲炉裏部屋に配置。

古民家カフェ風のテーブルでお茶を楽しんだ。

昨日も書いたけど、なんだかいい流れが来ている。

昨日は2件も一気に呼吸ほぐしの予約が入り、今日は飛び込みで常連が来てくれた。

「月に4人くらいまずは呼吸ほぐしのお客さんが来てくれたらいいなぁ」とか言ってたのに、月初ですでに4人である。

もしかしたら「そのうち月に7〜8人」とか言ってたことが早々に実現してしまうんじゃないか?という感じがする。

流れがよくなってきたのはなんでだか分かる。

人と会うようになってきたからである。

呼吸の家の物件を買ったのがおととしの12月。

去年はずっとこもってDIYで改装していた。

収入も生活費をカバーできるほどじゃないので、引きこもるしかなかった。

交流に使うお金はない。

収入は今も変わらないから状況は変わらないのだけど、先月くらいから「お金を使わずに交流できる機会」が出てきたのである。

・一つが「自分の仕事をつくる会」が呼吸の家で開催されるようになったこと

・もう一つは近所にあるコワーキングスペースに行くようになったこと

である。

自分の仕事をつくる会については何度もこのブログで書いてきたから詳細は省略する。

簡単に説明すると自分の事業を始めたい人が集まって、相談したりアイデアをもらったりする会である。

言い出しっぺは今日来てくれた常連のななちゃん。

僕は呼吸の家を会場として提供し、先月から隔週でスタートした。

すでに2回開催され、これからも続いていきそうな勢いがある。

気になる人はこちらのページにまとまっているので見てほしい。

近所のコワーキングスペースは「まるも」という。

全国でもちょっと珍しいコワーキングスペースで、全盛期にはテレビ取材もよく来ていた。

何が珍しいかというと、

・コミュニティ性の強さ

・フリーランス養成合宿を実施している

という2点である。

普通はコワーキングスペースというとパソコンひとつで仕事ができる人たちが電源とWi-Fiを求めて作業しにくる場だ。

その多くはコミュニティ性は強くなく、人と人との交流はそんなにないのだけど、まれにコミュニティ性の強いところもある。

それだけならそんなに珍しくはない。

オーナーや運営者のキャラが濃かったり、人柄が良かったりすれば自然とコミュニケーションが生まれてコミュニティになる。

しかし、コワーキングスペースが1ヶ月の合宿を開催しているとなると珍しい。

どんな合宿なのか気になる人はこちらの公式サイトを見てほしい。

要は自分に合った形でフリーランスとして稼ぎながら生きていく道を模索する合宿である。

1ヶ月間10名前後の同期の仲間たちと寝食を共にしながら暮らす。

自分で稼げるようになるために一生懸命模索するのだ。

一生懸命過ごすし、決して楽ではない日々なので、同期は戦友のような関係になる。

苦楽を共にした仲間。

合宿が終わった後も何ヶ月か滞在する人もいる。

シェアハウスに住みながらコワーキングスペースに通う日々。

違う期の人たちがコワーキングスペースにいるが、みんな同じ合宿を過ごしてきた人たちだから価値観が一致しているので気持ちが通じる。

そんな濃いコワーキングスペースが呼吸の家から歩いて1分ほどのところにある。

僕はかつてそのコワーキングスペースの会員だった。

1ヶ月の合宿ではないのだけど、週末合宿のコースに参加した際、海と山の素晴らしい環境が気に入ってしまい家族で移住してしまったのだ。

その後1ヶ月の合宿コースの講師も6回ほどやった。

なので、卒業生ではないけど、同じ価値観を共有した仲間なのである。

このコワーキングスペースの会員をやめたのは断食道場スタッフの仕事を始めた時。

フルタイムの仕事だったからコワーキングスペースからは離れた。

断食道場をやめたあとは瞑想修行で引きこもってしまったし、そのあとも顔を出すチャンスもなかった。

いろいろイベントは開かれているのだけど、どれも多少のお金がかかるから行く気になれなかったのだ。

足が遠のくと顔を出しづらくなる。

理由もなく顔を出すのもなんか変だから。

ところが顔を出す理由が意外なところから提供された。

コワーキングスペースの目の前にピザ屋さんがあるのだけど、僕の奥さんがピザ屋さんの運営している民泊の掃除のバイトをしている。

お昼のまかないでピザを1枚くれるのだけど、最近は週末営業をやめて平日営業になったから土日はピザが渡せなくなった。

そこでピザ屋の社長が渡せないまかないピザの代わりに「ピザの引換券」をくれたのだ。

そのピザ券を奥さんが僕にくれた。

「好きな時に行ってもらったらいいよ」

そうして僕はピザ券を使うようになった。

海女さんのお迎えのバイトが終わったらピザ屋さんへ行って好きなピザを焼いてもらう。

持って帰っても奥さんはお腹いっぱいなので食べない。

でも僕1人では食べきれない。

そこでコワーキングスペースのみんなと食べることにしたのだ。

出来立てのピザを12時半〜1時くらいに持っていく。

みんなお昼ごはんを食べ終わったあとだけど、1カットくらいなら食べられる。

食べながら15分くらいコワーキングスペースのみんなと話をするようになった。

自然と僕のやっている呼吸の家の話もするようになる。

呼吸の家の常連の1人がコワーキングスペースの会員だから、存在は知っている人もいた。

だけど、内容がわからないので足を向ける気にならなかったようだ。

でも僕が実際に来て説明すれば「行ってみようかな?」という気になる。

直接会えればネット予約じゃないから簡単だし。

足りなかったのはこれだったんだなと思った。

人と会うこと。

呼吸の家について説明し、 行っても大丈夫だと安心させること

この間「自分の仕事をつくる会」の人たちが集客のアイデアをくれたという話を書いた。

集客の悩みを「自分の仕事をつくる会」に相談したらすごいフィードバックをたくさんもらった

今日気づいたことは、すでにみんなが指摘していたことだった。

おはようございます。

瞑想スペースの名前などイカさんの雰囲気や個性はそのままで良い気がします。

単純に始めたばかりなので、
あまり知られてないのが一つだと思うのと、

その後、数人におすすめしましたが、
皆さん、興味はあると言いつつ、内容やシステムが分からない状態で一人で伺うまでのハードルはある感じましたので、イカさんが直接「会って→説明して→招待する」みたいなプロセスがしばらく必要かもしれません。


(高さんからのフィードバック)

呼吸ほぐし未経験の自分も高さんと大体同じ意見です🙌


(行武さんからのフィードバック)

さすがである。

人と会い、自分の事業を直接伝える。

サービスができたならこれをちゃんとやれば自然と人は来るようになるのだ。

そんなあまり前のことができてなかったのだなと気づいた日だった。

これからはめんどくさがらず人のいるところに出かけていこうと思う。

集客がうまくいかなかったのは、当たり前のことをやっていなかったからだと気づいた日」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: また予約をいただき、フィーバー状態である | 瞑想スペース 呼吸の家

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