人気イラストレーターとコラボ?した

先月末から3週間ほど、人気イラストレーターと呼吸の家はコラボしていた。

ノスタルジックな鉄道の風景をテーマに活動している始発ちゃんである。

かつては圧倒的な迫力で迫るモノクロの世界観でファンを魅了していたが、最近ではカラフルなテイストに変わり、新たな表現を追求している。

本の装丁のお仕事などもしておるんじゃのぉ

今月北海道の古い駅舎で開かれた展示会はたくさんの来場者が来て大賑わいだったらしいよ!

ところでこの始発ちゃんとどんな風にコラボしたんじゃ?

展覧会に使う額縁を一緒にDIY。

夏に近所のコワーキングスペースの食事会で再会して、その時に「額縁って自分で作れちゃうんじゃない?」という話になり、酔っ払いながら「やっちゃおー!いえー!」と言ってたら本当に実現した。

3週間かけて合計24個作ったのだけど、最初の日は大変だった。

雨が振っちゃったから木材のカットは室内になり、粉塵がもくもくした状態で1日必死に2人で作業。

死にそうな思いをしながらなんとか7個作ったものの、粉塵吸いすぎたのか翌日から2日間は2人とも体調を壊した。

頭痛と吐き気がすごかった…

体調が戻ったあともコツコツと作業を続け、おとといついに24個完成!

そしたら始発ちゃんからサプライズが届く。

娘と駅に送って行ったときの様子をイラストにしてくれた。

実物見たら感動ものじゃろうのぉ

実物もいただけるそうなので、受け取ったら呼吸の家に飾ろうと思っている。

飾るのが今から楽しみ。

始発ちゃんとは6年くらい前からの知り合いで、なぜか一緒にいるとリラックスできる。

ふんわりしているだけじゃなくて、気配り力もすごいんですよ

出会った頃は2人とも人生迷走状態で、「ルンバを仕事から解放し、公道を散歩させる」という謎の実験企画をしたこともある。

(イメージ図)

迷走家が瞑想家になる前はいろいろあるものじゃ…

この企画からもわかるように当時の僕らは人生迷走していて、何者かになろうとしていた。

しかし「何者かになることよりもシンプルに人を喜ばせることのほうが自分も周りも幸せ」と気づいた僕らは今ではそれぞれの道で人を癒すことを生業にしている。

始発ちゃんはイラストでたくさんの人たちを、イカさんは呼吸の家で少ない人たちを癒しているんだね!

無理せずに自分らしく生きられるようになったのは心を整える拠り所があったから。

始発ちゃんは絵を描くこと。

僕は瞑想すること。

誰だって苦しい局面はあるもの。

そんな局面で自分を癒すことができる道具を持っているって、生きる上でとても大切なこと。

自分を癒す手段を与えてもらえたことには強く感謝している。

素敵なイラストを描いてくれた始発ちゃんにも感謝を伝えたい。

いつもありがとう。

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