暗い気持ちを溶かし、運気を上げるシンプル瞑想法

前から思っていた。

「瞑想って最初のハードルが高くないか?」と。

本を読んで独学でやってみると雑念が浮かびまくってしまうし、何が正解なのかわからない。

教えてもらいにいくと呼吸や姿勢や意識の向け方などを教わるが、結局その時はできても家に帰ると環境が瞑想に向いていなくて続かない。

効果が出てくるまでしばしの習得期間が必要になる。

たしかにそうじゃのぉ

しかし人々が求めているのはもっとインスタントなものだと思う。

めんどくさいこと、努力を要することは正直求めていない。

即効性のあることを求めているのだ。

楽して痩せたいし、運動せずに膝や腰の痛みをなんとかしたいのだ。

人体の仕組み上難しいけどね…

瞑想に何を求めているかといえば、心の平安だと思う。

怒りたくない、悲しみつづけたくない。

人に言われたことでいちいち傷つきたくない。

自分に自信を持ちたい。

そういった願いがあって人は瞑想に興味を持つのだと思う。

心療内科にいけば心の症状を抑える薬が処方される。

しかし心の中で起こっていることは薬では止められない。

心のクセが変わらない限り、ずっと飲み続けなければならない。

薬を飲み始めたときには効果が出て安心するが、少し経つと不安がもたげる。

「原因は何も解決しちゃいない」

そんな疑問を持った人が瞑想に興味を持つこともある。

呼吸の家に来てくれる人にもそういうケースは多いよね

呼吸の家に来てくれた人には、瞑想をする前に

  • 話す
  • 体の緊張をとる
  • 呼吸がしやすい状態にする

という順番で過ごしてもらい、最後に瞑想をする。

姿勢が呼吸に与える影響。

顔の筋肉が呼吸に与える影響。

鼻呼吸と口呼吸の違い。

そういったことを説明した上で誘導瞑想をする。

でも思った。

「今これを読んでいる人に即効性のある瞑想法をプレゼントできないだろうか?」

呼吸の家まで気軽に来れる場所に住んでいない人。

忙しくて休みを取る余裕がない人。

そういう人が難しい話は抜きで、簡単に実行できるもの。

この場で今すぐ安らぎを提供できるような方法はないのだろうか?

それがあれば最高じゃのぉ

あると思った。

姿勢のことも呼吸のことも考えずにできる。

座っていても寝ていてもいい。

そんな方法が。

15分だけ時間があればいい。

なので今日は、不安定な今の気持ちをなんとかしたいと思う人にそんな方法をプレゼントしたい。

やり方は簡単なので、分かったらすぐにやってみてほしい。

そうだね!やってみないとはじまらないもんね!

目を閉じてみよう。

すると光が遮断せされて目の前は暗くなる。

まぶたを通して光は入ってくるけど、目を開けていた時ほど光は入ってこないはずだ。

光の量は減ったものの、目は何かを見ている。

まぶたの裏側を見ている。

正面の闇を見つめているはずだ。

その視線を上に向けてみよう。

眉間を見つめる。

おでこを見つめる。

さらに視線を上げると髪の生え際くらいまでは見えるはずだ。

目の筋肉が限界に来てもさらに上げていく。

目の筋肉は動かないけど、目の周りやおでこの筋肉、頭の周りの筋肉は動く。

するとさらに上まで見えるはず。

ここから先は意識を上げていこう。

頭のてっぺんを心の目で見る。

さらに後ろ、頭のつむじまで行ったらOKだ。

心の目でつむじを見つめたら、その状態をキープしながら呼吸する。

がんばらなくていい。

呼吸を意識することで目を上に上げる意識が薄れてしまうのなら、呼吸は意識しなくてもいい。

少し時間が経つと視線の意識が落ちてくるだろう。

そうしたらもう一度視線の意識を上げる。

落ちたら上げる、落ちたら上げるを繰り返そう。

5分くらい経つと呼吸が楽になってくる。

頭蓋骨周りの筋肉を上に上げると呼吸が楽になるように人の体はできている。

10分くらいたつと内臓の緊張が取れてくる。

呼吸が楽になると体内の循環がよくなり、内臓の緊張が取れてくるのだ。

不安や悲しみ、怒りなどを抱えながら過ごしていると視線の意識を下に向けるクセがついている。

だから最初は少し大変に思うかもしれない。

運動不足の時に体を動かすとしんどく感じるのと同じだ。

でも5分して呼吸が楽になり、10分して内臓が楽になる頃には、視線を上に上げることはツラくなくなっている。

15分経ったら終了だ。

タイマーをかけてやるといい。

今これを読んだだけだと「本当か?」と思うに違いない。

でも何にも難しいことはない。

リラックスした姿勢で目を閉じて視線を上に向け続けるだけ。

つむじに意識を向けるだけだ。

昼間で部屋に光が入っている時の方がより効果的。

光を感じながら視線の意識を上げてみよう。

15分後に目を開けた時には違う世界がひらけている。

これがうまくいったなら、気持ちが沈んでいるときだけでなく、気分がいい時にもやってみてほしい。

さらに気分がよくなるはずだ。

興奮しているような元気ではなく、優しい気持ちにあふれた元気が湧いてくるはずだ。

そういう体験ができたらなら、生活の中にルーティンとして取り入れよう。

おすすめは朝起きた時と寝る前。

朝起きた時に朝の光を感じながら15分。

寝る前に布団の温もりを感じながら15分。

寝るときだと、気がつけば安らかな眠りにはいってしまうかもしれない。

うまくいったならぜひ教えて欲しい。

予約ページにメールフォームがあるから、予約連絡でないメールも大歓迎だ。

あなたの今日が幸せでありますように。

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